パレスチナ問題連続学習会・会場変更のお知らせ

第2回(10月6日)では、「ジェンタイル・シオニズム」(非ユダヤ人によるシオニズム)というテーマで、シオニズムの起源、背景を詳しく学習しました。

パレスチナ問題があたかも宗教問題であるかのように語られていますが、ユダヤ教とイスラム教が歴史的に対立してきたわけではなく、ヨーロッパにおける宗教改革の後に、キリスト教(主にプロテスタント系)の中から、異教徒であるユダヤ人をパレスチナへ移住させる議論としてシオニズムが提唱され、それがヨーロッパによるオスマントルコ世界に対する植民地支配の1つの手段として上から進められたこと、ユダヤ人たちは当初はシオニズムに反対しており、そもそもパレスチナの地にユダヤ人国家を建設するというプロジェクトはユダヤ教の教義にも反していること、キリスト教福音派の中での「ディスペンセーション」についての特異な解釈が「ジェンタイル・シオニズム」の理論的裏付けになっていること・・・なかなかとっつきにくい話でしたが、次回以降のテーマについて学習する上で、重要な点です。今、米国をはじめイスラエル外に居住しているユダヤ人の間でネタニヤフとトランプが進めている「最終解決」への危機感が高まっており、シオニズムそのものを批判する人たちも少数ながら注目されていることも、これからを考える上で重要なことだと思います。

第3回 10月27日(土)は 「中東和平とオスロ合意」です。
<概要>
・オスロ合意が残した構造
・イスラエル社会の右傾化と政治の変質
・「平和と繁栄の回廊構想」の政治的意味
・本当の平和を実現する鍵は何か

参加希望者が予想を超えていますので、第3回以降は会場を南館7階75号室(定員30人)に変更します。

初めての方も歓迎です。参加費は初めての参加のみ1000円、2回目以降は800円となります。

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