【紹介】ベーシック・インカム論争についての講演会の案内

ベーシック・インカムについての講演会のご案内です。主催者は、同志社大学グローバル・スタディーズ研究科です。

ベーシック・インカム論争
~ベーシック・インカムから普遍的給付へ~

講師:ベルナール・フリオ(パリ・ナンテール大学名誉教授)
日時:2019年5月11日(土) 14:30~16:30
会場:同志社大学烏丸キャンパス 志高館SK118教室
入場無料・申し込み不要
仏日逐次通訳付き
主催:同志社大学グローバル・スタディーズ研究科
後援:Francais du monde adfe Japon de l’Ouest

講演の概要:
脱工業化やITの普及による雇用環境の悪化にともない、近年ヨーロッパでは、あらためてベーシック・インカムへの関心が高まっている。ベーシック・インカムとは、仕事に就いていようといまいと、すべての人に対して生活の土台となる基本的所得を公的に保障する制度である。このように雇用と収入を切り離す社会保障の構想は、ここにきて突然登場した訳ではない。フランスでは、1980年代以降、左右のあらゆる政権のもとで、従来の社会保障制度の再編という形で、ゆるやかに導入されてきたものである。この講演では、ベーシック・インカムをめぐる論争状況を踏まえた上で、ネオリベラルな原理に基づくアングロサクソン型モデルに対し、もう一つの普遍的給付の可能性について考える。

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講師のプロフィール
Bernard Friot:パリ・ナンテール大学名誉教授。社会学者、経済学者。フランスを代表する普遍的給付の論客。近著に、L’enjeu du Salaire(増補版、2012、『賃労働の行方』)、Puissance du Salariat(2012、『賃金労働の力』)、Emanciper le travail(2014、『労働を解放する』)などがある。

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