香港・民間人権陣線の訴え

香港では中文大学に続き、学生らが立てこもっていた理工大学に対しても、昨晩から今朝にかけて機動隊や特殊部隊の弾圧が続いています。

以下は、これまで100万にや200万+1人のデモを呼びかけてきた民間人権陣線の声明です。香港政府への働きかけや運動の団結を訴えています。

原文はこちらです
https://www.inmediahk.net/node/1068721

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香港:国際社会への訴え(民間人権陣線)


世界各地の仲間のみなさん

国際都市・香港は人道の危機に直面しています。過去数か月、香港警察は10000発近くの催涙弾を発射し、88%の市民が催涙ガスの影響を受けました。最近では香港中文大学でも一日だけで1000発もの催涙弾を使用しました。香港は催涙弾のガスによって化学汚染されてしまいました。

血の弾圧は悪夢ではなく、現実のなかで起きている悲劇となりました。

今晩(11/18未明)、機動隊は香港理工大学を封鎖し、抗議者を校内に閉じ込めました。状況と鎮圧の危機の度合いが高まるなか、若い学生たちが流血の事態に陥るのではないかと憂慮しています。

仲間のみなさん、おそらくテレビなどで暴力的衝突のシーンを観て不安になっているかも知れません。ですが少し説明させてください。じつは政府の暴力こそがさらなる暴力を生み出してきたのです。香港の容疑者送還条例反対の運動が暴力的にヒートアップしたのは、6.12の警察の暴力や7.21のヤクザによる市民への無差別攻撃に対する警察の不作為、そしてそのような警察の犯罪に対する独立監査委員会設置を含む五つの要求に対して遅々として答えなかった香港政府の姿勢にあるのです。9割近くの市民が警察の暴力を監査する独立した調査委員会の設置を支持しているにもかかわらず、林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は全く聞き入れようとしていません。それによって警察全体の士気をも損ねる事態になっています。

香港理工大学での暴力的弾圧を見たいと思う人はいないでしょう。憂慮するのは、香港警察のトップ盧偉聰が今月19日付で退職して後任に引き継ぐ前に暴力の限りを尽くすのではないかということです。

香港の事態の急速な悪化を阻止することが急務です。民間人権陣線は、香港政府および警察がこれ以上行動を悪化させないよう訴えます。あわせて国際社会がこの事態に呼応して、香港政府に対して行動を抑制すること、そして機動隊が理工大学の包囲を解除して撤退するよう呼びかけてください。

無数の非暴力の市民らが一致団結して、理工大学の仲間たちを応援しています。私たち現在の危機にもかかわらず、連帯、平和、正義を堅持する香港人が互いに支えあうよう呼びかけます。

香港に栄光あれ

民間人権陣線
2019年11月18日 香港時間 0:00

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