【紹介】ブラック・ライブズ・マターは米国史上最大の運動なのかも

NY在住のHideko Otakeさんが、7月3日付NYタイムズ紙掲載記事「ブラック・ライブズ・マターは米国史上最大の運動なのかも」の要約をfacebookに投稿されています。 Otakeさんの了解をいただき、転載させていただきます。

なお、原文はこちらから。
https://www.nytimes.com/interactive/2020/07/03/us/george-floyd-protests-crowd-size.html?smid=fb-share&fbclid=IwAR0FzXDWSDjn6piUnZBxtPsdIX7QAVfNIBha5nORyO35qlMNcxh9l-tLtYc

7月3日付 NYタイムズ紙掲載記事「ブラック・ライブズ・マターは米国史上最大の運動なのかも」。記事を要約すると、こんな感じ。

警察の暴力によるジョージ・フロイド殺害を発端に起きてきたがピークに達した6月6日には、全米各地の550か所の抗議活動に50万人以上が参加した。その他の日をあわせ、ここ数週間のブラック・ライブズ・マター抗議運動にアメリカで参加した人の数は1,500万から2000万にのぼり、多くの調査組織による識者や学者の意見では、米国史上最大の抗議運動だとみられている。

2017年のウィメンズ・マーチには1日で300万から500万人が参加したが、これは諸団体によって時間をかけてかっちりと組織されたイベントだった。これにくらべて最近のブラック・ライブズ・マター抗議運動は自然発生的にもりあがるという形をとっているが、そのスケールや参加者の数は、ウィメンズ・マーチをしのぐ。

これまでに全米各地で行われたデモの数は4700を超え、1日平均140にのぼる。

「ブラック・ライブズ・マター」という組織は2013年以来、各地で独自に活動し、意識変革にむけてさまざまな発言や活動をしてきたが、いま起きている多くの集会のすべたを彼らが仕切っているわけではなく、ノウハウや活動展開のさまざまな支援をおこない、あとはそれぞれの主催者が独自に行うという形をとる場合がほとんどだ。

最近の「ブラック・ライブズ・マター」の抗議行動の参加者の75~95パーセントは白人だ。平均年齢は35歳以下、年収15万ドル(!!!!)以上が最大層を占める。こうした参加者のうち、半数は、このような街頭での抗議運動に参加するのは、今回が初めてだという。

新型コロナウィルスのパンデミックで、社会を自分を人の命をみつめなおす時期に起きたジョージ・フロイドの殺害という心理的タイミングも彼らを動かす大きな要因となっている。そしてまた、そのような運動のもりあがりでフロイド殺害が起きたミネアポリスでは警察の解体、ニューヨークでも年間予算の削減など、具体的な成果を出しているのも、今回の特徴だ。

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