ロックダウンと規制解除―残るも地獄、去るも地獄の資本主義:権利としての身体へ〜ATTAC首都圏オンライン講座第2回

7月7日に行われたATTAC首都圏オンライン講座第2回の内容を紹介します。

ロックダウンと規制解除―残るも地獄、去るも地獄の資本主義:権利としての身体へ(小倉利丸さん)
1. はじめに
2. ロックダウンと経済優先政策に共通する不安の政治学
2.1. 不安感情
2.2. 知る権利としての検査
3. 市場は本質的に不平等な制度である
3.1. 市場経済による二つの危機への対応
3.2. COVID-19による危機に内在する資本主義に共通する制度の限界
4. おわりに:オルタナティブの回路を閉ざさないために

1 はじめに

今日のテーマは、なぜ市場も政府も新型コロナ、COVID-19パンデミックに十分に対応できずに、感染の拡大を阻止できないのか、という問題を、政策レベルの問題ではなく、資本主義のメカニズムとの関係で捉えかえしてみることに主眼を置く。

資本主義の基軸をなす二つの制度、市場と国民国家は、人々の健康や生命と生存基盤を犠牲にして、制度の自己防衛を優先させている。市場も政府も、建前では人々の人権や生存を保障するものと自認し、また理屈の上でも、これが可能な制度であるということが主張されてきたが、現実はそうはなっていない。制度が人々を犠牲にして延命せざるをえない現実から資本主義という制度の矛盾と問題を考えてみたい。このことは、COVID-19のような世界規模の危機の解決を資本主義に委ねるべきではないということ、そして、これはCOVD-19に限ったことではなく、気候変動であれグローバルな不平等や搾取による貧困と紛争であれ、共通した危機の本質にも関連する問題である。

2以降は、小倉さんのブログに全文アップされていますので、そちらをお読みください。
https://www.alt-movements.org/no_more_capitalism/blog/2020/07/05/body-as-human-rights-in-covid19-era/

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