【転載】BDS Tokyo・ BDS 関西が茂木外相に要望書〜イスラエルによる BNC コーディネーター拘束を非難

イスラエルによる BNC コーディネーター、マハムード・ナワージャア氏の拘束に対して、BDS Tokyo と BDS 関西は協働し、以下の要望書を外務省に送付しました。
https://www.facebook.com/bdstokyo.act/photos/a.129498348781172/145683300496010/

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要請書
外務大臣 茂木 敏充 様

イスラエル当局者は、7月30日、パレスチナBDS民族評議会(BNC)のコーディネーターであるマハムード・ナワージャア氏をラーマッラー近郊の自宅で拘束しました。8月8日現在、ナワージャア氏は拘束の理由を明らかにされず、弁護士との接見も禁じられたまま、ハイファ郊外のジャラメ拘置所に拘禁されています。被占領パレスチナ領住民のイスラエル領への強制移送はジュネーブ条約違反の犯罪行為にあたります。私たちは、ナワージャア氏に対する不当な拘束は、BDS運動潰しを狙った政治的弾圧だとみております。

BNCは、2005年7月に170以上のパレスチナの市民グループが呼びかけたイスラエルに対する国際的なBDS運動をコーディネートするために結成されたパレスチナの市民社会組織で、BDSとはBoycott(イスラエル産品のボイコット)、Divestment(イスラエル企業などからの資金引き揚げ)、Sanctions(イスラエルに対する国際的制裁)を意味します。BDSの目的は、以下の目的を実現することです:

1. イスラエルによる西岸・ガザ地区などアラブの土地の占領終結と分離壁の撤去。
2. イスラエル市民権を持つパレスチナ・アラブ人の完全平等の実現。
3. 国連総会決議194号(1948年)に基づくパレスチナ人帰還権の承認。

すなわち、イスラエルが国際法に従ってこれらの条件を受け入れ、実行するまで、国際的な経済的手段によって、圧力をかけようというものです。平和的な手段でイスラエルの政策を変更させ、パレスチナ人の奪われた人権と尊厳を回復することが、その目的です。

国際法に則った、この正当な目的を推進するBDS運動の中心的担い手を拘束・勾留することは、断じて許されるものではないと、私たちは考えます。

貴職が、日本政府を代表して、イスラエルによる、この不当な措置に抗議し、ナワージャア氏の即時釈放を要求されることを強く要請いたします。また併せて、イスラエルの刑務所・拘置所にいる約4500名のパレスチナ人政治囚に対する徹底したコロナ感染対策を含めた基本的人権の確保および公正な裁判の保障ないし即時釈放をイスラエル政府に対して要求されることを求めます。

2020年8月8日
BDS Tokyo
BDS 関西

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